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子供が不登校になった場合の親の反応
我が子が不登校になって日が浅い…。そんな親御さんによく見られる様子があります。
「もう1ヶ月も学校に行ってないんです。このまま行けなくなったらどうしよう…」「せめて朝ちゃんと起きて欲しい」「勉強だけでもしてくれなければ心配で…」といった反応です。
でも、これって結局「不登校していても体や心を休ませないで、いつでも学校に戻れるようになって」というメッセージを子どもに送ってしまっていることになると思います。
子供が不登校になったら将来や就職のことを他人から心配される
Aさんが不登校になったときは、周りから「勉強が遅れたら大変よ」「甘やかしていたら本当に学校に行けなくなるわよ」「将来進学や就職ができなかったらどうするの」と言われていました。なので、不登校の子を持つ親御さんたちが周りから受けるプレッシャーのつらさはよくわかります。
それを承知で言わせていただきますが、そんなに不登校が怖いですか?
怖がっているのは「学校へ行かないとまともな大人になれない」と思い込んでいる親御さんだけではないですか?
職場や学校、家庭などでストレスに晒され続けると…
大人も子どもも、エネルギーがなみなみと入ったコップを心に持っていると想像してください。職場や学校、家庭などでストレスにさらされ続けると コップの中のエネルギーはどんどん減っていってしまいます。
でも、底をついてしまう前に環境を調整したり、たっぷりと休養を取れば、コップの中のエネルギーはまた溜まっていきます。ですが、そのまま何も手を打たずに無理を続けるとコップは空になり、ついにはマイナスの状態になってしまうのです。
発達障害の二次障害で神経症になった友人
Aさんも、発達障害の二次障害で神経症になったときに、主治医に「あなたのエネルギーはマイナスの状態です。そこまで行ったらプラスになるには、マイナスになるまでの倍の時間が必要です」と言われたことがあります。
不登校になる子どもたちも、 コップのエネルギーがマイナスになった状態だと思います。行けなくなったときには、すでに何らかの原因で疲れ切ってしまっているのですよね。
気づいたら朝起き上がることができなくなり不登校に
Aさんも私が気づいたときにはコップのエネルギーはマイナスになっていて、 朝起き上がることもできなくなっていました。
本当は気づいていたのに、どうして休ませてあげなかったんだろう。
学校では勉強や友達付き合いがうまくいかなくても先生は助けてくれない
のちにそう後悔することになりました。ようやく少しずつ動けるようになってきたのは中学2年生のとき。期間にして5年ほどかかったことになります。ただ、今でも体調には波があり完全に元気になる見通しはまだありません。
学校というところは、子どもたちに一斉に同じ課題を与え、それをこなしてついてくることを要求します。そして誰とでもみんな仲良くしましょうと指導します。それは実際にはとても難しいことで、学習についていけなくなったり、友達付き合いがうまくいかなくなったりする子が一定数出てくるわけですが、先生はなかなかそこまで面倒を見てくれません。
先生たちは過労気味。脱ゆとり教育、早期教育の負担
先生たちは忙しく過労気味。職員室でも自分のクラスの悩みを打ち明けられない先生が増えているそうです。脱ゆとり教育、早期教育の負担は確実に学校を蝕んでいっているのでしょう。
子どもたちはそんな体制に窮屈さを感じ、ストレスを抱え込んでそれを弱い子にぶつけます。そんな中でサバイブするには、ある程度のメンタルの強さや適応力、いい意味での鈍さなどが必要になります。
ストレスは真面目で繊細な子ほど学校で感じている
ストレスを感じても、うまくかわしながらやっていける子がいる一方で、真面目で繊細な子ほど学校という場に起きている矛盾にぶつかって「行きたくない!」となってしまっているように見受けられます。
どうかお子さんが不登校になったら、まずは黙ってゆっくり休ませてあげてください。
そして、一直線に学校に通う以外の生き方もある、そういう生き方しかできない子どももいるということを理解してあげて欲しいと思います。
今は大人でも仕事で追いつめられて、精神を病んでしまう人が多い時代です。親世代の頃よりも世の中は確実に生きにくくなっていて、それは子どもの世界にも浸透しています。大人も子どもも苦しいのです。
だけど、コップの中のエネルギーがたまれば人はまた立ち上がります。
中学生の不登校は人生終わりですか?
中1の終わりから不登校になってしまった中3の話です。
理由は仲良かった子と喧嘩みたいのをして気まずくなり周りの目が気になった事、部活も楽しくなかったこと、その他諸々、で学校に行く事が苦痛になってしまいました。喧嘩した子とはまだ仲直りできず、、、
中1の終わりから中2までは保健室や適応指導教室に時々行って。
中3になってからはまだ一度も学校に行っていない。
時々先生が家に来る。
家にいる間はテレビやインターネットをしていて勉強はあまりしていない。
とすごく悩んでいます。
終わりなんかじゃない。風邪をひいたようなもの。
義務教育ではないので、本人にやる気があれば、結構希望かないます。
無理に学校に行く必要はないです。
地域ごとに違うので、参考にならないかもしれませんが。
多くの県では内申点と言うものが高校受験のネックになります。
出席日数が足りなく、授業での提出物(例えば宿題等)未提出になるので、適応指導教室で学校のテストを受けても、
例え成績優秀でも評価はつきません。
学校が言うには、どうしてもと言うなら1ですがいいですか~と。(どうしてもとか言ってないけど。)
不登校の子どもを持っても学校には頼レません。
無駄に範囲が決まった学校の試験は割り切って切り捨てる、
個別の塾に行かれることをお勧めします。
塾で、受験対策のみでお願いすると、受験に出ない項目はガンガン飛ばして教えてくれるので
半年もあれば3年間分取り戻せます。ただし、1日10時間位勉強が必要みたい。
今の不登校生に必要なのは、まず体力をつけること。
高校に入るためには、必ず受験しなければいけません。
生活がだらだらだと、学校説明会、願書提出、試験当日、
折角高校に入っても通い切れなければアウトです。
通信で高校資格を取るためにはかなりの努力と根性が必要です。
人とのかかわりが嫌でないなら、通信はやめた方がいいかも。
家にいて、誰も居ないのでしたら、やはり適応指導教室に気が向いたら行った方が良いですよ。
1人でこもっていると『うつ』になってしまいますから。
とにかく、不登校はいけないこと、悪いことではありません。
明るく、前向きに。大丈夫。
ちょこっと勉強だけはしといたほうがいいね。
学校が全てじゃない
引きこもり当人からすれば「学校という世界が自分の中の全て」だと感じると思う。
「不登校になってしまったら人生終わりだ・・」なんて思っちゃうのも当然だろう。
けど、大人になっちまえば小学校・中学校の世界なんて本当にちっぽけなもの。
ぶっちゃけ、不登校でも全然問題無い。
むしろ、頭良い奴なら自宅で自分の好きな事に打ち込んだ方が良いレベルだ。(もちろん勉強はちゃんとやっとくように)
だから、
「不登校になってしまったから人生終わりだ・・」なんて悲観しないで。
人生これからだ。マジで。
学校の外には、もっと大きな世界が広がっています。
われわれは誰しも、その世界の一員です。
もしも学校に居場所がないのなら、学校の「外部」に別の居場所を見つければ良い。転校するのもいいし、退学したって構わない。退学届1枚で縁が切れる共同体など、しょせんその程度の繋がりでしか有りません。
ひとたび世界の大きさを知ってしまえば、自分が学校に感じていた苦しみが「コップの中の嵐」であったことが分かるでしょう。コップの外に出てしまえば、吹き荒れていた嵐もそよ風に変わります。
自分の部屋に閉じこもるのは、コップの中にとどまったまま、小さなシェルターに避難しているようなものです。つかの間の雨宿りはできても、嵐が収まる事はありません。
われわれが対人関係の中で困難にぶつかったとき、出口がみえなくなってしまったとき、まず考えるべきは「より大きな共同体の声を聴け」という原則です。
という有名な言葉もあります。
要は井の中の蛙ってことです。
不登校の引きこもりでも自分で稼ぐ方法はたくさんある
今の時代はありがたいことに、超インターネット社会。
年寄り子どもですらスマホでネット検索するような時代。
そんな時代だからこそ、会社で働かなくてもパソコン1つで稼ぐ事だって出来る。
つまり、引きこもったままでも自立する事は全然可能だ。
だから、別に一生引きこもったままでも、努力さえすればパソコンとネットだけで自立する事は可能だから、「引きこもりだから人生終わった・・」なんて悲観する事は全然ない。
親の対処法
引きこもる理由には色々有ると思うけど、引きこもってるからにはそれ相応に理由があるんだろう。
無理やり「学校いけ!」なんて言っても無駄。
普通に考えて、もし自分が引きこもりの立場だとして「途中から学校行く」なんてイヤだと思う
だから、小学生・中学生の引きこもりを持つ親の対処法としては、
「勉強するのを促す」
って事に尽きる。
ちなみに「勉強させる」じゃない
「勉強するのを促す」
勉強は「させられるもの」じゃなくて「自発的にするもの」
親が教えるべきなのは「勉強する事の意味」「勉強の楽しさ」だ。
というわけで、
* もし小学生なら中学校から行くように勧める
* もし小学生なら高校から行くように勧める
ってな感じ。
小学校・中学校で学ぶ内容程度なら、最悪独学で行けるだろう。
あと1つ注意点として、怒鳴り散らすのだけはダメ。
学校という居場所をなくした今、親からも見放されたら引きこもりは本当に居場所が無くなる。最悪自殺してしまうかもしれない。
子供からすると親だけが味方だ。
甘やかしすぎるのもダメだけど、基本的には優しく。
あと、子供だからと言って「人間に上も下もない」。
一人の人間として対等に接してやれ。
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この度は僕のブログを読んでいただきありがとうございます。
当ブログは不登校だった僕が受験勉強で死ぬほど人生変わったので、そのことについて一部始終書いています。
もし今不登校で自分の将来に悩んでる方が見て、少しでも勇気が出たら嬉しいです。
ちなみに僕の人生が変わったきっかけはこのブログを見てからなので興味ある方は是非↓
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さらに僕が受験勉強する上で影響受けた動画はこちらです。