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全日制の高校であれば時間割があるので、これに沿って勉強すれば卒業できる
全日制の高校であれば時間割があるので、これに沿って勉強すれば卒業できるでしょう。
テストで良くない点をとっても、放課後の補修や追加テストを受ければ問題ありません。決められた通りみんなとやっていけばよいのです。
通信制は課題があるだけで、あとは全部自由
ですが、通信制は課題があるだけで、あとは全部自由です。勉強をして、レポートを作成して、学校に行く。こういったことを全て自分で決めなければなりません。
テストやレポートの内容がものすごく難しいというわけではありませんが、自分で自分の行動を制御し、やらなければならないことを期日までに達成する、決められた頻度で学校に通う、こうしたことができずに、卒業が遅れてしまう人がとても多いのです。
こう言うと、「そんな大変な思いをしてまで高校へ行くのはなぜ? 自分には無理…」と思う人もいるかもしれません。ですが、きちんと対策をすれば卒業の可能性はぐっと上がるので安心してください。
通信制高校を卒業するために必要なこと
① なぜ高校に行って卒業した方がいいのかを整理する
高校は小中学校のように義務教育ではないので、必ずしも行く必要はありません。働いて自立している人もたくさんいます。ではなぜ多くの人が高校へ行くのでしょう?
「みんなが行くから」という声が聞こえてきそうですね。実際にそういう人も多いはずです。
高校を卒業していないと就職が不利になる、資格が取れない
現実的には、高校を卒業していないと就職が不利になる、資格が取れない、大学に進学したいと思ってもできない、という問題が出てきます。
求人サイトを少し見てみて下さい。学歴不問の求人を見ても、「高卒以上」と書かれていることは想像よりも多いと思います。
ほかにも、興味のある分野に進めない、自分の将来像を決めきれていない、などの問題も出てくるかもしれません。
高校生という期間は、社会への視野を広げる期間
高校生という期間は、社会への視野を広げる期間になります。
そして、高卒資格を得るということは、将来の進路に幅を持たせてくれるということなのです。
② 色々な経験や人と出会うことの必要性を考える
あなたが将来を選択したいと思うのなら、まずは選択肢を増やす必要があります。そのためには、多くの人や分野に触れながら、知識や技術を身に付けていくことがとても重要です。
通信制高校では、学校に通う頻度も少ない
ですが、通信制高校では、学校に通う頻度も少ないので、校内でのかかわり合いは全日制よりも少なくなってしまいます。なので、自由な時間を活かして、ボランティアやアルバイトをして人間関係を広げたり、サポート校を利用して資格の勉強や職業体験をしたりといった形で、自分の可能性を試すなど、学校にとらわれない活動も合わせて行った方がいいかもしれません。
③ フリースクールやサポート校など、自分にあったサポートを利用する
通信制の高校では毎日の時間割があるわけではないので、どう勉強していけばよいか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。
勉強する習慣がついていない、基礎学力が足りなくて勉強がわからない。そんな時に頼りになるのがフリースクールやサポート校です。
レポートの書き方指導、それぞれの学習課題に応じた支援をしてくれます。
サポート校などは、入学の時期が自由なところも多いので、一人で頑張ろうとしたけど上手くいかなかった……という人は、一度相談してみるといいかもしれません。
不登校の背景原因にも目を向けよう
不登校の原因は大きく2つに分けて考えることが大切です。
1つは、不登校開始のきっかけとなる原因。
もう1つは、長年かけて積み重なってきた不登校背景要因。
この2つに分けて考えることが重要です。
例えば、学校の先生との間で何かトラブルが起きて子供が不登校になった場合。
その場合、きっかけとなった原因は先生との間で起きたトラブルですよね。
そこで多くの親御さんはその“きっかけ”に過ぎない原因を解決しようとするのですが、それではうまくいきません。
仮にそれでうまくいったとして、子供が登校するようになったとしても、それは一時的なものでしょう。“きっかけ”とは別の長年かけて積み重なってきた不登校背景要因が解決していないので、しばらくして不登校が再発するだけなのです。
きっかけとなった原因に目を向け解決をはかるのは悪いことではありませんが、それだけで済むとは誤解しないように気をつけましょう。
重要なのは、長年かけて積み重なってきた不登校背景要因の改善のほう。
「長年かけて積み重なってきた不登校背景要因は何か?」と考えて、そこで思い当たる問題の解決に取り組むことをお勧めします。
威圧的な子育てが不登校背景要因になるケース
長年かけて積み重なってきた不登校背景要因には、いったいどんなものがあるのでしょうか?
その代表例が、威圧的な子育てです。
父親または母親のどちらかが子供を無理やり抑えつけるようにして育て、その積み重なりが不登校背景要因になることがあるのです(※)。
※「父親または母親のどちらかが」と書きましたが、父親代わりの人・母親代わりの人も含みます。両親以外の祖父母などが該当するケースもありますので、そのあたりは柔軟に解釈してお読みください。
具体的にどんなケースがどのようにして不登校背景要因になるのか、解説しましょう。
よくあるケースは、絶対的な存在として厳しい父親が家庭を支配しているケースです。
母親も子供達も父親に気を使っていて、遠慮していて、言いたいことがあまり言えない…… 父親が決めたことは絶対!に近く、誰も逆らえないような空気…… そういう家庭では子供が萎縮してしまい、自分の感情がわからなくなってしまいます。
自分の感情がわからない、父親が自分(子供)のことを決めてしまう、そんな状態で育ってきた子供は、ある時、その抑圧に耐えきれなくなります。まるで動かされている機械のように父親の言うとおりに生きている自分が悲鳴をあげて、爆発するのです。
その爆発は、無難な形ではできません。
今まで抑圧され、自分自身の感情がわからないまま生きてきたのですから、自分自身をどう解放していいかもよくわからないんですね。
それで「不登校」という形で爆発!!
「父親の言うとおりに生きてきたけど、ぜんぜんうまくいかないじゃないか!!もう、まっぴらだ!!でも、何をどうしていいかわからないから、とりあえず学校に行くのはやめる!!もう疲れた、何も考えずにいたい、何もしたくない……」
そんな気持ちを不登校という行為で示すわけです(※)。
※この“爆発”は思春期に起きやすくなります。体も心もある程度発達してきて、爆発できる基盤が整ってくるためです。
もちろん、このケースの“父親”の部分が“母親”のこともあります。
どちらにしても、長年積み重なったものが不登校背景要因になっているのです。
親が変わることの重要性
信じられないかもしれませんが、前述のような危機的なケースでも親が全く変わらないことがほとんどです。
親はまさか自分自身に原因があるなんて思っていないので、不登校を「子供の問題」として解決をはかるのです。
それで不登校開始のきっかけとなった原因ばかりに目を向け、そちらばかりを解決しようとし、表面的な改善になってしまう……
そうして“解決にならない解決”を頑張っているのです。(不登校の子供を持つ親御さんの大半は!)
ここまで読んできた読者の皆様はよくわかったと思いますが、親が変わらなければ根本的な不登校改善にはなりません。
一時的に子供が登校できるようになったとしても、父親または母親が威圧的な子育てをやめなければまた不登校背景要因が積み重なり、いつか不登校(または引きこもり・ニート・うつなど)が再発するだけです。
それでも、自分自身(親)を変えようとは思いませんか?
それでも、子供を変えようとし続けますか?
絶妙な傾聴が不登校脱出に向かわせる
「威圧的な子育てをしてきてしまったかも……」と思う親御さんは、子供が感情を吐き出した時に喜んでください。
例えば次のような言葉を子供が言うことがありますよね。
「お前ら(両親)が悪いんだよ!!死ね!!」
「なんで俺(私)を生んだんだよ!!こんな人生なら生まれてこなかったほうがマシだった!!」
「もう、何もかもどうでもよくなったんだよ!!人生終わり。それでいいんだよ!!」
こんなふうに気持ちを言葉にして表し始めた時、それを喜ぶ余裕を持ちましょう。
突然子供が感情的になると驚くかもしれませんが、それは凍りついた本音が溶けて表に出始める喜ばしいプロセスなのです。
たとえ罵倒されても、気が狂ったように見えても、残酷なことを言われても、それに振りまわされないこと。子供が吐き出す感情をそのまま受け止めて、やがて見えてくる本音が表れるまで聴きましょう。
聴く際のポイントを1つ。
子供が吐き出す感情の中には混乱が生み出したものも含まれています。特に、感情を言葉にし始めた当初というのは自分でも自分の気持ちがよくわからずに言葉にしていますから、“偽物”に近いくらいの感情だったりします。
ですから、子供の言葉を真に受けないことも大事で、でもありのままに受け入れることも大事で、絶妙な傾聴が求められます。
その傾聴を続けていけば、やがて子供の混乱がおさまり、気持ちがクリアになってきて最終的には“本音”が見えてくるでしょう。その本音が言葉として表れた時、親子関係がガラリと変わります。
親御さんによっては子供の本音を初めて知ったことに心動かされ、心から反省し、自然と涙がこぼれるかもしれません。その様子を見た子供も心を動かされ、涙を流すかもしれません。
全く見えなかった本音を子供が表した時、親も子も劇的に変化し、その劇的な変化で根っこからの不登校脱出に向かい始めるのです。
1つ覚えておいていただきたいことは、子供は親が思う以上に寛容である点です。
親がとんでもなくひどい子育てを10年以上続けてきて、それが原因で青春を奪われてしまったとしても、それを水に流して許す愛情があります。すぐには許せないかもしれませんが、いつかはスッキリと許してくれるものです。
だから安心して反省してください。
今からでも遅くありません。
「子供にひどいことしてきたな」と素直に認め、子供との接し方を変えれば、明るい未来が待っていますよ。
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この度は僕のブログを読んでいただきありがとうございます。
当ブログは不登校だった僕が受験勉強で死ぬほど人生変わったので、そのことについて一部始終書いています。
もし今不登校で自分の将来に悩んでる方が見て、少しでも勇気が出たら嬉しいです。
ちなみに僕の人生が変わったきっかけはこのブログを見てからなので興味ある方は是非↓
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さらに僕が受験勉強する上で影響受けた動画はこちらです。